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by lebensweise

  受験が悪いのだろうか
英語ができないのは受験英語のせいだ、という批判をたまに見かける。
テストで点を取るための勉強は、実際に使うための勉強とは違うからだ。
また、理屈をこねくりまわす文法の授業で英語を嫌いになってしまうともいう。

じゃあ、他の科目はどうなのだろう。
嫌いになってしまう人が多い科目といえば、数学だろう。
実用性があるかどうかは仕事にもよるだろうけど、いまだに数学ぎらいの人が多いのは、これも受験のせいなのだろうか。
それとも数学という科目の性質なのだろうか。
大人になってからやると、パズル感覚で楽しかったりもするけれど。

社会も、年号覚えても社会に出てから役に立たないなどとよく批判される。
これまた受験社会(なんて言うのか?)のせいなのだろうか。

好きになったらやるのだから、どうやったら好きにできるか、それが教師の腕の見せ所だと言われると、そんな気もする。
じゃあ、好きなやつだけやって、嫌いなやつはやらなくていいのかというと、どうなのだろう。
オリンピックは選手個人の思い出づくりのために国の金を使っているのではないという批判があったけど、教育も同じなのだろうか。
文法がわからなくて「楽しくない」とヘラヘラしている中高生を見て、いらついている人もいるかもしれない。
それはそれでイヤだなあと思ったり。
by lebensweise | 2014-03-11 00:36


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